京都へきものを着て観光&作家工房見学に行ってきました!
2017.12.01
#お知らせ
「日本で一番きもの姿が映える町は?」
と質問されたら、9割がたの答えは
そう、「京都」ですよね!!
ということできものを着て京都へ行って参りました(^o^)
今回の行程は、
①作家先生の工房へ行く
②ご飯をゆっくり食べる
③嵐山でお土産をみる
・・・これだけです。
実はこれ、今回おもてなし下さりました
大人気作家「灘景翔」先生のアイディアなんです。
「京都に来られたら「色々な所を見たい!」と思われるでしょうし、自分たちも「たくさん見て行ってほしい」と思うものですが、そうして色々な観光を詰め込みすぎちゃうと、結局一つ一つがバタバタして満喫できないんです。なので今回は食事も一品一品をゆっくり味わって、お土産の店もゆっくり巡って、一つ一つを満喫くだされば、いつもの京都ツアーとはまた違う楽しい思い出が残るのではないでしょうか。」
とのこと。なるほど。
ということで昼前に灘先生の工房へ到着(写真のスーツの方が灘景翔先生)。先生の工房は、嵐山の閑静な住宅の中にありました。
灘景翔先生のお父様は「灘昆年」先生とおっしゃって、琳派の系譜を継ぐ大御所作家先生です。
その昆年先生が「ご趣味」で焼いた茶器で美味しいコーヒーを頂きながら、試作で商品化にならなかった作品のお話を聞いたり、作業場の職人さんの仕事ぶりを少しのぞかせて頂いたり。
写真の帯、手前の帯生地は何とコルク!あのワインの瓶を蓋しているアレです。触った感じもコルクそのまま!
・・・吸湿性が高く、乾燥しすぎるとボロボロになるコルクと、湿気はNGの絹。保管に関して相性が悪いということでボツ。
奥のオレンジ色の帯はオール和紙!和紙を裁断し織り込むという技法は存在しているのですが、和紙を裁断せず表地にしたら?ということで作ってみたのだそう。
・・・着用2回目で破けたそうでボツ。
楽しい裏話、工房の作品作りを見たあとは昼食へ。
灘先生の工房から歩いて数分、住宅街の中にお食事処が。
一見さんはたどり着けない隠れ家ってやつですね!
創作料理と紹介されたお料理。
オシャレ!
そして美味しい!
灘先生もご一緒くださり、ここでもまた会話に花が。
コース料理でしたので多少の時間は想定していましたが、気づけば2時間も経っていました!
京都への観光でこれだけ昼食に時間を割いたのは初めてです。本当にゆっくり満喫させて頂きました。
昼食後(と言っても既に3時過ぎ)、渡月橋をわたって嵐山の観光エリアへ。
ここからは自由散策。
お土産屋さんをたくさん回って、
ちょっとお茶もして、
人力車に乗った人もいたりして!
「観光地」としてイメージされる嵐山も十分に堪能できました♪
灘先生にお見送りまでして頂き、いざ帰路へ。
想定外だったのは高速道路に工事箇所が多く、帰宅が予定時間を大幅に過ぎてしまったこと・・・。
それでも本当に楽しい一日旅でした(^_^)/
また行きましょう!
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